エアコンの効きが悪い
点検時期をドライバーに知らせるサービスインジケーターランプのリセット作業でお預かりさせていただいたおクルマなのですが、お客さまより「エアコンの効きが悪い」というご用命を合わせていただきました。
サービスインジケータランプを車上にてリセットした後、エアコンの冷え具合を確認していたところ、ときどき何らかのタイミングで冷たい風は出るのですが、コンプレッサーが一旦切れるとなかなか入らず、冷たい風が出なくなることを確認できました。
冷媒ガスが少ないのであれば冷たい風が出なくなるのでガスではなさそう、、、
もしや、室内やエアコンユニット内の温度を検出するセンサーの不具合かも、、、
ということで故障診断器を接続してエアコン関係の点検をすすめたところ、データ表示でエバポレーター温度が正常値よりも低い数値で固定されている感じでしたので自己診断をおこなったところ「エバポレーターセンサー異常」という結果が表示されました。
エバポレーターは熱交換器の役目をしているため、「もう十分に冷えているよ」という信号が送られてきた場合にはコンプレッサーを停止させます。
だからなかなかコンプレッサーが入らず、エアコンが冷えないのです!
とりあえず自己診断結果をリセットして、エアコンが冷えない状況を再度確認して、再度「エバポレーターセンサー異常」が表示されればセンサー交換で確定となります。
しかし、、、なかなか冷えないという現象が再発しません。
異常な信号によるフェールセーフでコンプレッサーを入れなかっただけなのか!?
0コメント