直6エンジン(2JZ-GE)
自動車の主な燃料としてガソリンとディーゼルがあります。
そして、その燃料を使用するエンジンの種類としてレシプロエンジンとロータリーエンジンがあります。
さらには、そのレシプロエンジンの中には直列型とV型と水平対向型があります。
写真のエンジンは今から約30年前の1991年からトヨタのクラウン、ソアラ、スープラ、マークⅡ3兄弟などに搭載されたレシプロエンジン、直列6気筒型、3,000ccの2JZ-GEというエンジンです。
このエンジンは最高出力230ps/最大トルク29.0kg・mというエンジン性能で当時、高出力・高性能エンジンの部類に入るエンジンでした。
さらには過給機(ターボ)を追加した2JZ-GTEというモデルのエンジンでは最高出力280ps/最大トルク44.0kg・mというスポーツタイプとも言うべきエンジンもありました。
直列6気筒型の長所はスムーズは吹け上がりと静粛性。逆に短所はエンジンの全長が長くなってしまうとことです。
現在、燃費などの環境性能を重視する傾向が強いため、ハイブリッド型エンジンやダウンサイジング型ターボエンジン、クリーンディーゼルエンジンなどが主流をしめているがゆえ、この直列6気筒型エンジンを搭載したクルマを大切に保存したいと思います。
※写真は僕の所有する平成8年式 トヨタ スープラ SZのエンジンです
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